D-MCTトレーナーはCBTを理解していること
D-MCTは、いろいろな専門職(公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士、看護師、保健師、医師、作業療法士、産業カウンセラー、相談支援員などなど)が比較的手軽に実施できる、集団心理教育+心理療法のツールである。
ただし注意してほしいのは、認知行動療法(CBT)の基本的な内容や効果を知っており、体験している、もしくは体験できる準備ができていることが重要である。
それは、モジュール1、3、5、7に入っている考え方のかたよりをクライエントに提供するとき、わかりやすくするために生活の中の実例やエピソードが沢山入っているため、CBTの原理を知らないと、基本と応用部分の切り分けができず、結局トレーナーのあいまいな理解をそのままクライエントに出してしまうからだ。
D-MCTトレーナーは、是非CBTをしっかり勉強してほしい。できれば自己の問題をCBT的に解決したり、カウンセリングを受けてほしい。そして、捉え方の調整の仕方が、いかに生活に役立つかを実感してほしい。
CBTがいまいちわからないという人は、相談を受け付けているので、気軽にお尋ねください。
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