マインドフルネスいろいろ

 

遊佐安一郎・荒井まゆみ訳 星和出版



D-MCTのモジュール6は『反すう』と取り扱っている。

対処法としては、マインドフルネスが簡単に紹介されている。

イメージを使用したもので、DBTのマインドフルネスの方法を用いているようなので、

弁証法的行動療法(DBT)の本を紹介しておきたい。

BPD(Boarderline Personality Disorder)向けなのだが、

イメージを使用することが得意なトレーナーやクライエントには良いと思う。


中に入っているワークの中で、【感情の描写】というものがある。

これは、カウンセリングでも必要なときに用いる。

何が良いかというと、

言葉では表しきれない心の様子が、絵を通して把握しやすいのだ。

クライエントの言葉をセラピストが違うイメージで想像していることにも気づきやすい。

絵で見て、初めてクライエントが何を言いたかったのかがわかるときが多々ある。

お勧めだ。



また、他にもいろいろなマインドフルネスの方法がある。

沢山の種類があるので、トレーナーが使いやすい、馴染むものをいろいろと取り入れてみるのがよいのではないだろうか。


例えば、とても哲学的な要素を含むこの本


スティーブン・マーフィ重松著、坂井淳子訳 



脳機能の解説と、リワークなどで簡単に実施できるプラクティス付きの
応用しやすこんな本

久賀谷亮著 Kindle



ほかにも探してみてください。

良い本があれば、ご紹介ください。







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