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2023年度開催:一般社団法人MCT-Jネットワーク後援『うつ病のためのメタ認知トレーニング(D-MCT)』トレーナーワークショップ8週連続オンライン講座のお知らせ

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 2023 年 D-MCT(うつ病のためのメタ認知トレーニング)トレーナー・ワークショ ップ              8週連続オンライン講座  ※本年度より、年一回開催となります。この機会をお見逃しなく。 【目的】 精神保健の専門家がうつ病の患者/クライエントの回復・維持を D-MCT を用いて臨床現 場で実施するため、または実施中の疑問に答えるために開催します。  【日程】 2023 年 5 月 13 日から 7 月 1 日までの毎週土曜日(8週連続)  【実施時間】 9:00~ リンクオープン      9:30~11:00 モジュールの解説(60 分)+休憩(5 分)+ディスカッション(25 分)  【スケジュール】 5/13(土) モジュール#1 考え方のかたより①  5/20(土) モジュール#2 記憶力の低下  5/27(土) モジュール#3 考え方のかたより②  6/3(土) モジュール#4 自尊心の低下  6/10(土) モジュール#5 考え方のかたより③  6/17 (土) モジュール#6 不具合な行動  6/24(土) モジュール#7 考え方のかたより④  7/1(土) モジュール#8 感情の誤解  【場所】 オンライン(Google Meet)  【講師】 Project D-MCT 森重さとり (公認心理師・精神保健福祉士、Beck Institute CBT トレーニング修了者)  【参加資格】 ・D-MCT の実施経験者、実施予定者、実施に興味のある精神保健の専門家(公認心理師、 臨床心理士、精神保健福祉士、看護師、保健師、作業療法士、医師など)  ・これまでの8週連続講座の参加者で、未参加部分の受講希望者  【持物】 ・『うつ病のためのメタ認知トレーニング(D-MCT)解説と実施マニュアル』金子書房  ・ 事前にお送りする PDF 資料 【費用】 2,000 円/モジュール x 希望参加回数分 ※参加されるモジュール・日程は自由です。  【領収書】 「Project D-MCT」で発行されます。  【受講証明書】 全モジュール受講...

D-MCTの効果測定では、どのような尺度を使用するか

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Photo by Markus Spiske on Unsplash トレーナー/精神保健の専門家の皆さま 今日は月例D-MCT実践準備サポート会でした。 その中で、よく聞かれる質問が出ましたので共有します。 D-MCTの効果測定を実施する際の尺度は、何を使用するか? 以下、いくつか例をご紹介します (『メタ認知トレーニングをはじめよう!MCTガイドブック』星和書店より) ・Zung自己式うつ病尺度(Self-rating Depression Scale: SDS) ・ベック抑うつ尺度II(Beck Depression Inventory II: BDI-II) (・非機能的態度尺度(Dysfunctional Attitude Scale: DAS)) ・メタ認知質問紙(MCQ-30) (・反すう反応尺度(Fuminative Responses Scale: RRS)) ・ローゼンバーク自尊心感情尺度(Rosenberg Self-Esteem Scale: RSE) ・ハミルトンうつ病評価尺度(Hamilton Depression Rating Scale:HERS/HAM-D) ※()は入手が難しいもの どのポイントを計測したいのかを考えて選択、組み合わせ クライエントが疲れない程度の数で試してみてください。 また、事前に内容をよく知っておくことは重要です。狙いを持って臨んでください。 D-MCTをリワークプログラム等で提供し、その効果測定を実施いただける医療機関を 絶賛募集中です。 お問合せをお待ちしております: Project D-MCT d-mct@satorimtcbt.page MCT-J Network Project D-MCT