2022年夏D-MCTトレーナーワークショップでの必読書
D-MCTにご興味をいただいた心理職、精神保健専門家の皆様
Project D-MCTです。
6月4日(土)より8週連続オンライン講座が開始されました。
2か月に渡る期間ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
本講座の間にぜひ読んでいただきたい本をまとめてご紹介いたします。
これらの本は、何度も繰り返して読み込んで、ご自分の中にスキルをたたき込み、
どの臨床現場でも、どこに居ても、すぐに取り出せるように使い込んでください。
10年後には、トレーナーの皆様の血となり肉となりしているでしょう。
①「うつ病のためのメタ認知トレーニング(D-MCT)か移設と実践マニュアル」
マニュアルは何度も読んでたたき込み、それをクライエントの状況に合わせて
応用できるようにします。
②「メタ認知療法を始めよう!MCTガイドブック」
現在、MCT-J ネットワークが取り扱う日本語版MCTのすべてが解説されています。
実践する際の注意点も盛り込まれていますので、参考にしてください。
統合失調症のためのMCT/やわらか頭教室
うつ病のためのD-MCT(含:自殺念慮バージョン)
強迫症のためのmyMCT
その他、高齢者用、境界性人格障害用などの紹介
③「認知行動療法セルフカウンセリング・ガイド」
ベックの認知療法とエリスの論理療法を合わせて発展させた内容が解説されています。
CBTの全体像、補足的な情報を知ることができ、セッションで生活でとても役立ちます。
④「自殺対策の認知療法」
自殺念慮を抱くクライエントの対応のために書かれていますが、
ベックCBTの基礎的な内容、進め方も詰め込まれており、マスターするのにお勧めです。
⑤「認知療法の『問う力』」
ベックCBTのキモ、ソクラテス的質問に関して言及されています。
CBTはワークをする療法ではなく、問答をする療法です。
ワークは単なる記録表です。
⑥「もしも『死にたい』と言われたら」
メンタルヘルスに関わる専門家なら、必ず出会うと言ってよい自殺リスク、
その背景と心構え、専門家としての態度を養うことができます。
⑦「弁証法的行動療法実践トレーニングブック」
マインドフルネスの方法はいろいろとありますが、
1つの方法としてDBTの方法は参考になります。
そのほかにも「感情の描写」など役立つワークあり。
本だけ読んでも身に付きません。必ず臨床現場で実践してください。
そして、それを他専門家からフィードバックしてもらい、どんどん改善していってください。
また次回のワークショップでお会いしましょう♪
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